コミュニケーション宅配としての気付き

エグチ宅配センターでは週2日ほどお客様ご自宅まで宅配をさせて頂いています。

できるだけコミュニケーションをとる事を大切にしていますが以前このような事がありました。

 

いつもの様に宅配をしていた時に、あるお客様宅で新聞が5日分ほどたまっているのです。ここの方はいつも直接牛乳を受け取ってくれる方で新聞を溜めたりする方ではないのです。気になってお知り合いの方に事情をお話しましたらその方から息子さんへ連絡をとっていただき、旅行や入院などの事実もないため急ぎ鍵を持って来られ自宅を開けたらお風呂場で倒れられて息を引き取られているお母様を発見されました。その後通夜にも出席させていただきその時に息子様から「江口さんから連絡をいただかなかったら今でも気付いていないかもしれない、本当にありがとうございます。」と感謝の言葉をいただきました。

 

宅配業はご依頼自宅へ荷物を届けるのが仕事ですが少し気を付ければお届け先の変化に気付きます。それでも業務に追われそのままにしてしまうのが実情です。私が「コミュニケーション宅配」を目指しているのはこのような出来事があったからかもしれません。